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産業・経済
2017年8月12日(土)9:06

年間総重量など喜翁丸が優勝/「パヤオの日」式典で表彰

「パヤオの日」式典で表彰された関係者ら=11日、佐良浜漁港

「パヤオの日」式典で表彰された関係者ら=11日、佐良浜漁港

 宮古地区パヤオ管理運営委員会(会長・漢那一浩伊良部漁協組合長)主催の2017年度「パヤオの日」式典が11日、佐良浜漁港の特設会場で行われた。パヤオ漁業表彰式で、同漁協所属の第五喜翁丸(漢那竜也船長)が今月設定された期間総重量賞の部で優勝し、併せて2016年度の鰹船の部の年間総重量賞で表彰された。16年度の本鮪賞には宮古島漁協所属の「じゅん丸」(久高勇光船長)が輝いた。

 式典で、漢那会長は「昭和57年に、この地佐良浜において全国で初めてパヤオ設置してから今年で35年目を迎える。特にパヤオを中心とした漁業は、カツオ、マグロ漁が中心であり、漁場が近いことから、鮮度が良いことでいろんな方面からの評価を受けている」と述べた。

 その上で「伊良部では、沖縄県のカツオ水揚げの7~8割が水揚げされている。国・県・市におかれましては、これまで以上のご支援とご協力をお願い申し上げる」と語った。

 来賓の下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)、植田修宮古農林水産振興センター所長(代読)、上原亀一・県浮魚礁(パヤオ)漁業等調整連絡協議会長がそれぞれあいさつ。さらなる水産業の発展、航海安全、大漁を願った。

 表彰式後、ダブル賞を受賞した漢那船長は「これからも乗組員と力を合わせて航海安全と大漁を続けたい」と決意を新たにした。

 表彰されたのは次の皆さん。(敬称略)

 ▼8月6~9日までの期間水揚げ
 【大物賞の部】優勝=第七優漁丸(渡真利武船長)12㌔▽準優勝=満漁丸(根間明勇船長)11㌔【総重量賞の部】第五喜翁丸(漢那竜也船長)4857㌔

 ▼2016年度の水揚げ実績
 【本鮪賞】じゅん丸(久高勇光船長)285㌔【小型漁船の部の年間総重量賞】徳福丸(川満哲幸船長)83㌧【鰹船の部の年間総重量賞】第五喜翁丸(漢那竜也船長)208㌧


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