スケボー楽しみ意見交換/計画策定へ市民の声
県が下地の前浜地区に整備を予定している「宮古広域公園(仮称)」ではスケートボードなどを楽しめる新しいエリアの整備を計画。その計画策定に向け市民意見を聞くためのワークショップが12日、カママ嶺公園内のスケートパークと市中央公民館で開かれた。親子連れら約20人が参加し、スケートボードを楽しんだ後、新しい公園への要望などで意見を交わした。
「宮古広域公園(仮称)」は与那覇前浜ビーチとその背後地に整備される計画で、面積は約51㌶とカママ嶺公園の約5倍の宮古で最も広い都市公園となる。計画では敷地内にスケートボードやローラースケート、マウンテンバイク、ストリートバスケットなどが楽しめる「若者スポーツフィールド」の整備を予定している。
ワークショップはまずスケートパークでのスケートボード体験からスタート。初心者には宮古島スケートボード協会の会員らが乗り方を指導したほか、愛好家はそれぞれのレベルに合わせたスケーティングを楽しんだ。
その後、市中央公民館研修室に移動し、新しい公園内に整備される「若者スポーツフィールド」に期待することや要望などを話し合った。参加者からは現在のスケートパークにない夜間照明や屋根、給水器、シャワー施設などの整備を求める意見や、安全のため初心者と上級者で利用エリアを分けること、前浜までの移動手段の整備などを求める要望が出た。そのほか「作って終わりにしないでしっかり管理してほしい」との声も上がった。
ワークショップは全3回で、第2回は10月上旬の開催を予定している。