産業・経済
2017年8月25日(金)9:04
35回で3万人を宮古へ/チャイニーズ・タイシャン号
今年最後の寄港終える
今年から宮古島への寄港をスタートさせた海外クルーズ船のチャイニーズ・タイシャン号(2万4427㌧)は24日で今年の最終寄港を迎えた。今年は35回寄港し、乗客約2万1300人、乗組員約9900人の計約3万1200人を宮古島へと運んだ。今年最後の出航時には宮古島の関係者らが色とりどりの紙テープで船出を見送った。
4月6日に平良港下崎ふ頭へ初入港したチャイニーズ・タイシャン号。中国からの観光客を宮古島や沖縄本島に運んできた。台風接近などの影響で2度、入港がキャンセルとなったが、4、5月に各8回、6月に4回、7月に8回、8月に7回、寄港した。
最終寄港日、買い物や島内観光から船へと戻ってきた乗客に星砂の入ったキーホルダーと来島に感謝し、再びの来島を呼び掛けるメッセージカードがプレゼントされた。
見送る宮古島の関係者と色とりどりの紙テープで結ばれた同船は午後2時30分ごろ、汽笛を合図に出航。大きく手を振る乗客、乗組員に宮古島の関係者も手を振って応えながら見送った。