狩俣部が2部門制す/消防操法大会
「応用」Vの西辺部は県大会へ
第25回宮古地区支会消防操法大会(主催・県消防協会宮古地区支会)が25日、市消防本部で開催された。競技の結果、ポンプ車繰法と小型ポンプ繰法を平良分団狩俣部が制し、応用の部は平良分団西辺部が優勝した。
今回は、ポンプ車操法に3チーム、小型ポンプ操法に5チーム、応用の部に4チームの合計12チームが参加し、日ごろの訓練の成果を競い合った。
応用の部を制した西辺部は10月の県大会に派遣が決定。ポンプ車と小型ポンプの部は今回の結果を踏まえた選考が行われ今後、県大会に派遣される宮古代表チームが決定される。
開会式で、同支部の前川尚誼支会長は「新旧団員の入れ替わりもあり、訓練期間中は呼吸が合わない部分もあったと思うが、きょうははつらつと競技してほしい。また、県大会に出場するチームが優秀な成績が得られることを期待している」とあいさつした。
下地敏彦市長(代読)も激励のあいさつで「これまでの訓練の成果を発揮して悔いのない競技をしてほしい。さらに県大会での検討も期待している」と述べた。
選手を代表し、平良分団西辺部の仲間正彦さんが「この大会を通してさらに結束を深め、練習の成果を競い合いたい」と宣誓した。 同大会は消防団員の意識の高揚を図り、消防活動の進歩充実などを目的に開催している。
この大会で選抜された個人、優勝チームは10月19日に県消防学校で開催される県消防繰法大会に出場する。
結果は次の通り。
【ポンプ車操法】優勝=平良分団狩俣部▽2位=平良分団島尻部▽3位=平良分団平良部
【小型ポンプ操法】優勝=平良分団狩俣部▽2位=平良分団久松部▽3位=平良分団西辺部
【応用の部】優勝=平良分団西辺部▽2位=平良分団狩俣部▽3位=平良分団島尻部