新博物館事業に着手/第1回委員会
基本構想、今年度内に策定
市の新しい総合博物館建設事業が動き出した。建設委員会が30日発足、基本構想の策定作業に入った。委員会は今年度内に基本構想と基本計画を策定する。
委員会に先立ち、下地敏彦市長が委員13人に委嘱状を交付した。委員長には長濱政治副市長、副委員長には市総合博物館協議会の本永清さんが就いた。
委員会では、はじめに事務局が築29年になる現博物館の現状を報告した。その上で、新しい博物館建設に係る基本構想の素案を基に意見を交わした。
委員はそれぞれの立場から積極的に意見を述べ、地域色を生かした博物館づくりに意欲を示した。
委員会は、今後6回の会合を開く予定。委員会での意見を事務局が集約、反映させながら基本構想と基本計画を練り上げる。
委員は次の通り。
【有識者】園原謙(県立博物館・美術館班長)▽瑞慶山昇(伊良部中学校校長、元県立博物館・美術館副館長)▽本永清(市総合博物館協議会会長)=副委員長▽當山昌直(沖縄大学地域研究所特別研究員)▽小禄裕子(元市総合博物館学芸員)
【市職員】長濱政治(副市長)=委員長▽友利克(企画政策部長)▽垣花和彦(観光商工局長)▽砂川一弘(振興開発プロジェクト局長)▽宮国高宣(総務部長)▽下地康教(建設部長)▽仲宗根均(教育部長)▽川満広紀(生涯学習部長)