運動会シーズン到来/宮古地区の中学校
綱引きやリレーに歓声
宮古地区の七つの中学校で10日、運動会が行われた。各校ともスローガンを掲げて、団結力を高めるとともに協調性をアピールした。会場には保護者や祖父母らが駆け付け、秋空の下で綱引きやリレーなどに全力で取り組む生徒たちに大きな拍手を送った。運動会は、16、17日には小学校も加わって行われる予定。
北中学校(宮国敏弘校長)の運動会は、「燃えろアララガマ魂、魅せろ北中プライド」をスローガンに開催された。
グラウンドに全校生徒356人が日焼けした笑顔で入場すると、会場に詰め掛けた保護者や地域住民から大きな拍手が起こった。
中学生になって初めての運動会となる1年生は開会式直後に特技「五色綱引き」を披露した。
クラス対抗で五本の綱をどれだけ多く獲得できるかの競技に、生徒も会場も盛り上がった。
全女子生徒による「リズムダンス」や全男子生徒による「組体操」では、この日のために練習してきた成果を一生懸命に披露する姿に会場から声援が送られた。
また、午後からは各学年別で学級対抗リレーが行われ、会場からの「走れ、走れー」「もっと速く」「負けるなー」などの応援を受けた生徒たちが力走し、会場一体となって運動会を楽しんだ。