平良女子、2位で九州へ/県中学駅伝
【那覇支社】男子第34回、女子第23回の県中学校駅伝競走大会が20日、うるま市与那城陸上競技場を発着点とする男子6区間20㌔、女子5区間12㌔で行われ、平良女子が44分30秒で準優勝に輝いた。
女子の準優勝は宮古勢初の快挙。同校は来月4日に長崎県で開催される九州大会に県代表として出場する。男子は久松が1時間5分55秒で3位に入賞した。優勝は男女とも今帰仁。
平良女子は、1区で18位と出遅れながらも2区以降に猛烈な追い上げを見せて順位をぐんぐん上昇させ、最終的に2位まで登り詰めた。優勝した今帰仁の記録は43分51秒。
平良女子の小場玲子監督は「自分たちの力を素直に発揮できたことが結果に表れた。九州では今帰仁にリベンジしたい」と話した。
一方の久松男子は1区で2位に付けると2区でトップに立って逃げ切りを図った。
しかし、後半2校に逆転されて惜しくも3位。今帰仁の優勝タイムは1時間5分25秒だった。
野原太監督は「地区大会から2分以上タイムを縮めたが、相手がそれを上回った。選手はよく頑張った」と上位入賞をたたえた。
個人成績では平良女子の3区2㌔を走った野原榎乃が7分2秒で区間賞。久松男子は2区3㌔の伊佐孝明が10分12秒で、4区3㌔の下地亮太が9分27秒で区間賞を受賞した。