2日ぶりごみ収集/台風18号影響
枝葉は20㌧搬入/市、きょうも作業実施
宮古島を直撃した台風18号の影響で中断していた家庭系ごみの収集が16日、2日ぶりに再開した。市クリーンセンターには朝からごみ収集車や自家用車で大量のごみを搬入し、一時長蛇の列となった。また、台風で折れた木の枝も市が委託している平良荷川取のニューサウスウインドに大量に持ち込まれ、現場は山積み状態となった。
市では、きょう17日も15日(金曜日)に実施できなかった地区の家庭系ごみごみ収集を行うほか、枝葉についても、臨時的に収集を行うとしている。
担当の市生活環境部環境衛生課では「停電の影響でクリーンセンターの電話回線が日現在も復旧しておらず、市民の皆さんには不便な思いをさせて申し訳ない。日曜日も返上してできるだけ早く残っているごみは収集していきたい」と話した。
農作物にも大きな被害をもたらした今回の台風は、街路樹や家庭の庭木などにも影響を及ぼし、各地の道路横には強風により折れた大量の木の枝などが山積みされていた。
16日には、そうした枝葉が、市が処理を委託しているニューサウスウインドに持ち込まれ、この日だけで約20㌧の枝葉が搬入され、そのうち2・5㌧が個人での搬入となっている。
トラックに積まれて、次々と運び込まれる大量の枝葉に、手伝いに訪れた市の職員からは「朝からどんどん、持ち込まれている。明日(17日)もこの状況が続きそう」と話した。
今後のごみ収集について同課は「17日も15日の金曜日に収集できなかった地区からごみの収集を行うので出してほしい。さらに、自己搬入も受け入れているので利用してほしい」と話した。
枝葉についても「17日も臨時収集を行うほか、自己搬入が可能であれば処分場のニューサウスウインドに持ってきてほしい」と呼び掛けた。