知事、議案48件を提案/9月定例県議会開会
下地島特会2億7000万円など
【那覇支社】県議会(新里米吉議長)の9月定例会が20日午前、開会した。
翁長雄志知事は、約2憶7000万円の下地島空港特別会計予算案や、多良間空港に配備する空港用化学消防車購入費(契約金額約1億6700万円)の議決案など議案計48件を提案した。提出議案の内訳は、予算案5件、条例案5件、議決案15件、認定案23件。
外来種「ヒアリ」の侵入防止対策費約1700万円などを含む、総額約48億円の17年度一般会計補正予算案、16年度一般会計決算認定案なども盛り込んだ。
補正予算案では、泡盛製造業者の経営に助言・指導する専門家を派遣する「琉球泡盛県外展開強化事業」に約1200万円、県産品の輸出拡大を推進する物産商談会や動画作成などの「沖縄国際物流ハブ活用推進事業」に約1900万円を計上した。
また、県立高校校舎などの定期点検を実施する「高等学校施設保全事業」に約4400万円を充てる。
今会期は10月16日までの27日間で、代表質問は27、28の両日、一般質問は29日~10月4日までの土日を除く4日間行われる。