11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済
2017年9月21日(木)9:05

豚の血を販売・出荷/宮古食肉センター

宮古の郷土食に活用を


今月12日から豚の血を出荷している宮古食肉センター=20日、上野字野原

今月12日から豚の血を出荷している宮古食肉センター=20日、上野字野原

 市上野字野原にある宮古食肉センター(岡村幸男社長)では12日から豚の血(宮古方言・ワーヌツー)を初めて直売・出荷している。同センターで20日、岡村社長、下地義次専務が明らかにし「法律で定められた食肉処理方法をクリアしたから、販売と出荷が可能になった」と語った。今後、豚の血を素材にした宮古の郷土食への活用などが広がりそうだ。



 国の「と畜場法施行規則、食品衛生法施行規則および食品、添加物等の規格基準」では、採血時の規格基準として▽採決後直ちに4度以下に冷却すること▽採血は1頭ごとに洗浄した採血用ナイフを用いること-などが規定されている。


 同センターでは、1週間に5~7頭の豚の血を採取。採取量は1頭当たり1・5㍑ほど。これまでの豚の血は搬入者に提供していた。血を冷却するための施設なとが整っていることから、豚の血の販売・出荷の条件はクリアした。今月12日をもって宮古保健所の承認を得た。


 同センターは、休業日が日曜祝祭日。業務時間は、月曜日~金曜日が午前8時~午後5時。土曜日は午前8時~正午。連絡問い合わせは、電話0980・76・6112、ファクス0980・76・6210へ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!