社会・全般
2017年9月22日(金)9:04
141匹が終末処分/宮古保健所
16年犬の収容、措置状況
動物愛護週間に寄せて、宮古保健所が21日発表したまとめによると、2016年の宮古保健所管内の犬の収容状況と措置状況は、収容数が305匹。内訳は捕獲、保護が280匹、引き取りが25匹だった。その中で飼い主に返還された犬は46匹、譲渡されたのは103匹で、141匹が終末処分された。
07年度から毎年200匹以上の犬が収容されており、過去10年間では15年度の383匹が最も多く、この年は325匹が終末処分された。
同所管内の犬による咬傷は16年度が26件。このうち発生時につながれていた犬によるものが11匹、飼い主が分からないか、野犬が2匹だった。10年度から28年度までの過去6年間で最も咬傷事故が多かったのは13年度の31件だった。
県内全体をみると、犬の収容状況と措置状況は15年度は収容数が2314匹で、終末処分は1533匹だった。15年度までの過去10年間で収容数が最も多かったのは07年度の7273匹で、この年の終末処分は6399匹だった。