最優秀に矢野さんの作品/深夜はいかい防止ポスター
2017年度少年の深夜はいかい防止ポスター宮古地区審査会(主催・宮古島署)が25日、同署で行われた。大城辰男宮古島署長、宮古島地区少年補導員協議会の池村英三会長、県宮古教育事務所の村上健輔主事ら関係者が応募作品27点の審査を行った。最優秀賞には矢野可奈子さん(北中1年)の作品が選ばれた。
最優秀、優秀と優良に選ばれた3点は11月に県警本部で実施される中央審査会に、宮古地区代表として出品される。
大城署長は「深夜はいかいの実情は、昨年に比べて少なくなっている。皆さんの活動が奏功していると思うので、引き続きよろしくお願いしたい」とあいさつした。
同署は今年7月3日から9月12日まで、作品を募集した。応募数は27点で、小学校6点、中学校21点だった。
16年中県内で深夜はいかいで補導された少年は約6割。深夜はいかいの延長線上で非行に走ったり、各種事件、事故に巻き込まれる事案が後を絶たない現状にある。今年度も「青少年の深夜はいかい防止・未成年者の飲酒防止一斉行動」を県民総ぐるみの運動の一環として、ポスターを活用する。
入賞者は次の通り。(敬称略)
最優秀=矢野可奈子(北中1年)▽優秀賞=砂川竜志(砂川中2年)▽優良賞=友利真碧(同3年)▽佳作=荷川取喜(西城中3年)、饒平名花音(砂川中3年)▽入選=下地仁南(佐良浜小2年)、横田侑依(平良中1年)、友利優希(上野中3年)