産業・経済
2017年9月28日(木)9:05
三菱地所、来月11日着工
下地島空港旅客ターミナル
三菱地所(東京)は、下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業で、10月11日に旅客ターミナル施設の新築工事に着工する。同日は、同空港内で同社役員や、建設に関わる國場組(那覇市)、大米建設(同)の社長らが出席して安全祈願祭を実施する。開業は2019年3月末を予定している。
同事業については、2015年12月に、県に対して提案を行い、年3月に県と基本協定を締結している。
開発計画では、旅客ターミナルビル施設を整備し、国際線と国内線の定期便を就航させ、国内外の観光客を呼び込む。
国際線は上海、香港などからの就航を目指し、国内線は成田や名古屋、関西、北九州からの直行便をイメージする。
開業は当初18年10月としていたが、申請手続きの遅れや建設に当たる労働力不足を理由に5カ月延期された。
同社は平良のトゥリバー地区のホテル用地を、所有する特定目的会社SCG15(東京)と売買契約を締結しており、旅客ターミナル整備との相乗効果も期待されている。