社会・全般
2017年10月5日(木)9:04
「シーシャーガウガウ」/十五夜で厄払い
子供らがかわいい踊り
「十五夜」(旧暦8月15日)の4日夕、平良地区では子どもたちが手作りの獅子で踊る「シーシャガウガウ」の光景があちこちで見られた。踊りながら厄払いをして、小銭や菓子をもらう十五夜恒例の行事に、観光客も「かわいい」と大喜びだった。
個性豊かなシーシャをかぶり、鳴り物を手に「シーシャーガウガウ、商売繁盛」などと口々に叫んで、家々や事業所などを回り即席の踊りを披露。踊り終わると獅子の口をぱっくりと開けて褒美をねだった。
北小バスケ部のメンバー5人は、午後6時すぎから西里通りなど市内目抜き通りを練り歩いた。
シーシャの目は空き缶、鼻はペットボトルのふたなどを利用。牙も付けて勇ましくした。
渡口藍さん(6年)は「もらったお金で友達の誕生日プレゼントを買いたい」、下地由菜さん、根間蒼葉さん(共に6年)は「目標は5000円。みんなで分けます」と笑顔だった。