ポイ捨てやめよう/イベント「ゆくりば」
エコベスト着てごみ拾い
第4回ゆくりば(主催・市エコアイランド推進課)が7日、市内の西里通りを中心に行われた。そろいの「エコベスト(仮称)」を着た子供たちとその保護者ら総勢約30人が参加。西里通りなどでごみを拾い「ポイ捨てはやめましょう」と訴えた。
西里通りでごみを拾いながらゆっくり歩き、自分たちの暮らすまちの環境を、改めて体感するのが目的で開催された。テーマは「まち歩き×エコアイランド」。
「ゆくりば」は、ゆっくりおしゃべるできるサロンのような場」の意味で、一種の井戸端会議。
平良港での出発式で、同推進課の下地貴之課長は「ゆっくり歩くことで、汚れたまちの大変さも分かるだろう」と参加者の視点に期待を込めた。
市教育研究所の田場秀樹所長は「子供の目線と大人の目線は違うから、子供の目線でごみを見つけてください」と激励した。
参加者らは、軍手をはめ、ビニール袋を片手に環境パトロールへ出発。西里通りのごみを拾い集めると、商店街の関係者らは、参加者らの活動をたたえていた。
参加した下地徹昇君(東小3年)は「たばこの吸い殻がたくさん落ちていた」とショックを受けていた。