宮古代表、10競技でメダル獲得/県身障者スポーツ大会
【那覇支社】第53回県身体障害者スポーツ大会(主催・県、県身体障害者福祉協会など)が7日、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場で開催された。県内の14福祉地区が参加し、100㍍走やソフトボール投げ、リレーなど各種目で競い合った。宮古地区代表は、個人戦で金メダル6・銀3・銅1を獲得。個人戦に出場した選手全員がメダルを獲得する活躍を見せた。
2020年のパラリンピック出場を目指す新崎祥太選手は下肢障害100㍍走で金メダルを獲得。28日から愛媛県で開催される全国大会に出場し、同種目で大会3連覇を目指す。
新崎選手は競技後、「今日は楽しく走れた。全国大会では自己ベストの12秒56を更新して3連覇を達成したい。3年後の東京パラリンピック出場を目標にして日々の練習に励みたい」と意気込みを語った。
宮古身体障害者連合会の池間太郎会長は「競技を通して少しずつでも成長できることを知ってもらいたい。一人でも多くの障害者に夢と希望を持って充実した人生を過ごしてほしい」と強調していた。各選手の結果は次の通り。
【金メダル】新崎祥太(下肢障害100㍍走)12秒9▽中野隆作(下肢障害ソフトボール投)13㍍33▽小林洋(下肢障害ソフトボール投)22㍍19▽与那覇誓子(下肢障害50㍍走)19秒5▽洲鎌邦夫(視覚障害ソフトボール投)27㍍98▽国仲満(聴覚障害800㍍走)3分06秒
【銀メダル】砂川朝英(上肢障害ソフトボール投)19㍍80▽与那覇竜也(下肢障害砲丸投)8㍍▽佐和田勝也(フライングディスクアキュラシー5)得点4 【銅メダル】平良加代子(上肢障害ソフトボール投)9㍍45
【5位】新崎祥太・洲鎌邦夫・国仲満・平良浩章(障害別400㍍リレー)1分32秒