県共進会、上位入賞を/農業振興会
宮古代表牛生産者を激励
県畜産共進会に出品される宮古代表牛の生産者を激励する会が23日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで開かれた。畜産農家ら関係者多数が参加し、生産者6人を激励し、共進会での上位入賞に期待を込めた。共進会は来月3日、JA南部家畜市場で開催される。
県共進会に出場するのは城辺の荷川取衛さん、上野の上地良淳さん、前里恵春さん、下地の荷川取広明さん、砂川健治さん、平良の島尻誠さんの6人。
荷川取衛さんと上地さんが若雌第1類、前里さんと荷川取広明さんが同2類の部に出場する。砂川さんと島尻さんは成雌第1類。
激励会を主催した宮古地区農業振興会会長の下地敏彦市長は「日ごろの飼養管理における代表の皆さんの努力に敬意を表したい」とたたえ、「代表牛として計画交配の成果と飼養管理技術を発揮し、共進会では上位入賞を目指して頑張ってほしい」と期待を込めた。
県宮古農林水産振興センターの植田修所長も「代表牛が優秀な成績を収め、団体賞が取れるよう大いに期待している」と激励した。
宮古和牛改良組合など関係団体は生産者に激励の品を贈り、活躍を期待した。
生産者を代表して前里さんが「出品牛は順調に仕上がっている。この状態を維持し、共進会には万全な態勢で審査に挑みたい。皆さんの期待に沿えるよう頑張りたい」と決意を語った。