「絵本楽しいよ」/琉球ジャスコ感謝祭企画
覆面レスラーが読み聞かせ
沖縄プロレスのレスラーによる絵本の読み聞かせ会が21日、イオンタウン宮古南ショッピングセンター内で行われた。大勢の親子連れが参加し、覆面レスラーたちの身振り手振りを交えたユニークな読み聞かせを楽しんだ。
琉球ジャスコの「第1回2店舗合同大感謝祭」企画で、読み聞かせのほか、サイン会や記念撮影会も行われ交流の輪が広がった。
宮古ではめったに見られない覆面レスラーたちを間近に見ながら、絵本の読み聞かせが聞けるとあって、会場の「ブックスきょうはん宮古南店」は熱気むんむん。子どもたちの真剣なまなざしを受けながらグルクンダイバー、めんそーれ親父、エイサーエイトの3人のレスラーが「ぶたくんと100ぴきのおおかみ」(宮西達也作・絵)、「へんしんとびばこ」(あきやまただし作・絵)などの絵本を手に時には歌入りで、時にははでなジェスチャーを交えながら子どもたちの目をくぎ付けにした。軽快なトークや鍛えた体を存分に使ったじゃんけんゲームも大好評だった。
小学生の仲間大翔君、匠哉君兄弟は「とても面白かった。プロレスが強いだけではなく、絵本を読むのも上手だったのでびっくりした」と笑顔だった。
企画した琉球ジャスコの照屋林一郎販促担当マネジャーは「レスラーと地域の子どもたちが接する機会をつくろうと開催した。子どもたちが喜んでくれてうれしい」と話した。