ソロ演舞、Jrも特別賞

ソロ演舞で特別賞を受賞したＴＥＡＭ　ＢＰの前里玲毅さん（前列右）＝５日、浦添市

　【那覇支社】国内外の創作エイサー団体が競い合う「世界エイサー大会２０１７」が４～５日、浦添市の国立劇場おきなわで開催され、宮古地区から出場した「Ｄｒｕｍ＆Ｄａｎｃｅ　ＴＥＡＭ　ＢＰ」がグランプリ部門で観客賞を受賞した。また、ＢＰの前里玲毅さんがソロ演舞で、「男塾　武－Ｄｏｏ　Ｊｒ」はジュニア部門で、それぞれ特別賞を獲得した。

　同大会は、４日にグランプリ部門予選が、５日はジュニア、キッズ、グランプリ３部門の本選が行われた。

　宮古からはＢＰ、男塾　武－Ｄｏｏ　Ｊｒと、「男塾　武－Ｄｏｏ」３チームが出場した。

　ＢＰは、グランプリ部門予選Ａブロックに出場。惜しくも本選出場はかなわなかったが、同ブロックで来場者の投票による観客賞を見事に受賞した。

　また、団体演舞の中で一定時間設けるよう規定されているソロ（単独）演舞を競う部門では、同チームの前里玲毅さんが特別賞となった。

　このほか、後輩チームで小学３年から中学１年までで構成する武－Ｄｏｏと、４～８歳のＪｒも５日のジュニア部門で勇壮な舞を披露して観客を沸かせ、Ｊｒが特別賞を獲得した。

　ＢＰなどの代表を務める前里昌吾さんは「お客さんの応援で観客賞を取れてうれしい。来年も頑張りたい」と喜びを語った。