11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
産業・経済
2017年11月8日(水)9:03

予算の満額確保を要請/おきなわ農業農村整備の集い

農業整備予算の満額確保などを求めた「おきなわ農業農村整備の集い」=6日、南風原町

農業整備予算の満額確保などを求めた「おきなわ農業農村整備の集い」=6日、南風原町

 【那覇支社】「おきなわ農業農村整備の集い」が6日、南風原町の土地改良会館で開催され、2018年度予算で農業農村整備事業概算要求額の満額確保などを柱とする要望書を決議した。県土地改良事業団体連合会で副会長を務める下地敏彦宮古島市長のほか、伊良皆光夫多良間村長も出席した。

 開会にあたり、同連合会会長の古謝景春南城市長が「農業者の所得を高め、経営を安定させるためには、台風に耐えうる栽培施設を導入することなどが必要。一丸となって事業予算の確保を目指すことが重要だ」とあいさつした。

 来賓祝辞では、内閣府沖縄総合事務局の能登靖局長が「総合事務局で取り組む国営土地改良地区は、宮古伊良部地区および石垣地区のほか、今年度からは国営施設の老朽対応にも着手している。今後も、関係機関と連携しながら事業を推進していく」と述べた。

 また、翁長雄志知事(代読・大村学県農林水産部村づくり計画課長)の「18年度の概算要求額は厳しい状況にあり、農業農村の振興施策に影響を与えることが懸念される。農業農村は多面的な役割を担っており、その振興を図ることは大変重要。引き続き関係者の御協力をお願いしたい」とのメッセージも読み上げられた。

 その後、▽2018年度農業農村整備事業概算要求額の満額確保▽17年度補正予算での十分な措置▽改正土地改良法による事業推進を図るため現場に適合した制度設計と普及啓発▽農村環境基盤整備の一層の推進▽多面的機能支払交付金予算の確保▽国営造成施設管理体制整備促進事業の継続-を求める要望書を決議した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!