環境・エコ
2017年11月28日(火)8:55
防風林の苗木300本植樹/実行委員会
80人が参加し伊良部に
沖縄県が11月の第4木曜日を「防風林の日」と定めていることにちなみ、宮古島市「防風林の日」関連行事実行委員会(委員長・松原清光市農林水産部長)は27日、伊良部の家後地区で防風林の植樹を行った。関係者約80人が参加し防風林となる木の苗300本を植樹した。
同委員会主催の植樹は毎年「防風林の日」関連事業として、県や市の担当職員、JA、製糖会社、森林組合、土地改良区の職員、地元の農家などが参加して行われている。伊良部家後地区での実施は昨年に引き続いて2度目となる。
開会式で松原部長が宮古島市は台風の常襲地帯であり、農業生産性を向上させるためには防風林の整備が必要との考えを示した上で「今後、皆さんの植樹したこの樹木が地域の防風林として成長することを祈念している」と語った。
作業では、ブッソウゲやヤブツバキ、テリハボク、イヌマキ、モクタチバナの苗木300本を参加者が手分けをして幅5、6㍍、長さ約50メートルの防風林帯に1本ずつ植えていった。合わせて昨年、植樹した防風林帯の除草作業も行った。