来場者延べ2万1600人/産業まつり
過去5年間で最高/ドーム初開催で盛況に
第40回宮古の産業まつり(25、26日開催)の2日間の来場者数は延べ2万1658人と過去5年間では最高だったことが同まつり実行委員会のまとめで分かった。今回はJTAドーム宮古島を初めて会場にして実施。2日目は雨天だったにも関わらず大勢の来場者だったことから、同実行委は「天候に左右されないドームの効果が発揮された形になった」と話した。
産業まつりは以前は、旧大和自動車練習所やカカマ嶺公園、市熱帯植物園などの屋外で実施してきたが、天気によっては来場者数が激減することから、2年前から平良多目的屋内運動場で開いていた。しかし、会場の広さや駐車場が課題となっていた。
実行委などは「ドームの内部を見てみたいという人や、車が安心して止められる駐車場があることから来場者が増えたのではないか」と話している。
ただ、ドームの駐車場は約500台収容とはいえ、「まだまだ不足している」(実行委)という。今後は車の相乗りを呼び掛けたり、シャトルバス運行などを検討する必要があるとし、会場周辺道路の混雑解消も含めて課題とした。
今年の産業まつりは「出会い・ふれあい・感動!みゃーくぬすぐりむぬ(宮古島の優れた物)」をテーマに、約事業者が出店して行われた。