下地、山城、徳嶺氏ら祝福/17年度叙勲など
受賞者合同祝賀会
【那覇支社】県商工会議所連合会など県経済31団体主催の2017年度叙勲・褒章、県功労者賞、琉球新報賞、沖縄タイムス賞の受賞者合同祝賀会が11月29日夕、那覇市のザ・ナハテラスで催された。出席した宮古出身の下地清吉氏(72)=沖縄長生薬草本社社長、城辺出身=、山城博美氏(68)=琉球海運会長、城辺出身=、徳嶺春樹氏(67)=新報不動産代表、鏡原出身=ら16人の受賞(章)者は、参加した約400人の経済関係者から祝福を受けた。
主催団体を代表して、同連合会の石嶺伝一郎会長が「受賞者の豊富な経験と見識を手本として、これからの県経済や地域社会の発展に尽力したい」とあいさつ。
17年度春の叙勲旭日単光章(中小企業振興功労)を受章した下地氏は「皆さんのおかげで受章できた。これからは宮古のためにも、さらに精進していきたい」、黄綬褒章(業務精励)の山城氏は「私は根っからの海運人。宮古経済の発展のため、大いにお手伝いできるよう頑張りたい」、秋の黄綬褒章(業務精励)の徳嶺氏は「祝ってもらい、ありがたい。この章を励みに、今後も地域のため、少しでもお役に立ちたい」と、それぞれ喜びを語った。
来賓の翁長雄志知事は「沖縄が着実に発展を遂げたのは、戦後復興の険しい道のりを支えてきた、ご功労のおかげと感謝したい」と話した。
受賞者を代表して、県功労者の稲嶺惠一元知事は「心から感激している。私たちの体験や知識を、次の世代に語り継ぐことで、沖縄の発展に役立ちたい」と述べた。