手作り作品など販売/みやこ福祉会祭り盛況
みやこ学園やアダナス、野菜ランドみやこなどを運営するみやこ福祉会(伊志嶺博司理事長)の祭りが2日、同園で開かれた。施設利用者たちが育てた花や野菜、手作りのパンや小物などを販売。生憎の雨にも関わらず大勢の市民が訪れ、お目当ての商品を買い求めながら交流を深めた。
会場のビニールハウスではベゴニアやサルビア、マリーゴールドなどの花の苗が所狭しに並べられ、花好きな女性たちがさまざまな種類の苗を買い求めていた。
正月用のしめ飾りも人気で、買い求めた女性は「飾り付けもきれいで、スーパーなどで売られている物とあまり変わらない」と話した。
飲食コーナーでは、親の会がカレーやそば、ぜんざいなどを販売。50円~200円の格安とあって、昼食時には飛ぶように売れていた。
また、各事業所の活動状況などを紹介する写真やパネルも設けられ、訪れた人たちが見入っていた。
伊志嶺理事長は「施設利用者たちが作り育てた品々を販売することで、日ごろの活動を地域住民に広く知ってもらうことができる」と開催の目的を強調。「これからも地域の人たちとの交流する場を増やしていきたい」と話した。