年度内に宿舎など発注へ/宮古島駐屯地施設設備
倉庫、車輌整備は次年度以降
3日に行われた沖縄防衛局の宮古島駐屯地(仮称)における建設工事に伴う住民説明会で、同局から今後の施設整備の概要と工程表が説明された。
それによる同駐屯地の主な施設としては▽隊庁舎4棟▽食堂・福利厚生施設▽車輌整備場2棟▽警衛所▽倉庫▽宿舎6棟-などを計画している。
このうち、宿舎6棟と隊庁舎2棟、食堂・福利厚生施設、給油所、警衛所などを今度中に工事発注し、工事実施を予定している。
次年度以降は、隊庁舎2棟と医務室、車輌整備場、グラウンド、倉庫などを計画している。
また、駐屯地の正門は東側の市道面に位置し、その近くに警衛所を建設するほか、北側と南側にそれぞれ、通用門が設置される。
今後の工程としては、現在実施している磁気探査と造成等工事の伐採が来年6月まで、掘削・盛土等が来年の5月までを予定している。
来年1月からは仮設道路の工事が1カ月間行われ、3月からは外柵の工事も6月までの予定で行われる。
そのほか、本体工事等は来年2月にスタートし、19年の3月までを予定しているが、すべての施設が完成する時期は現在決まっていない。