社会・全般
2017年12月10日(日)8:58
祭りを通して触れ合い/青潮園
舞台や即売にぎわう
障がい者総合支援施設の青潮園(下地勝男施設長)は9日、同園で第14回「青潮園まつり」を開催した。利用者らが舞台演技や展示即売会に参加して、地域の人やボランティアの人たちとの触れ合いを楽しんだ。
この祭りは12月9日の「障害者の日」および「障害者週間」(12月3~9日)にちなみ、毎年この時期に開催されている。
前庭を開放した展示コーナーでは、手作りのアクセサリーや小物などが即売され好評を博した。
特設舞台では園児たちの元気な踊りや三線演奏、ダンス、太鼓演舞など多彩な演技が披露され盛り上がった。
また、家族会はてんぷらや野菜などを安価で販売。豚汁400食も無料で振る舞われると昼時と重なって長蛇の列ができた。
豚汁を求めて、小3の孫と一緒に訪れたという女性は「味もしみていておいしい。寒い日にはぴったりの料理です」と笑顔だった。
開会式であいさつした下地施設長は「地域に愛される施設を目指してきた。これからも切磋琢磨しながら、地域とともに歩んでいきたい」と話した。