エコ推進へ連携協定/市と「あいおい損保」
第1段はドライブコンテスト
宮古島市とあいおいニッセイ同和損保は11日、エコアイランド宮古島の推進に関する連携協定を締結した。今後、市と共に二酸化炭素(CO2)排出削減などを目指す。その第1弾としてエコ運転の技術を競う「エコドライブコンテスト」(18日~来年1月19日)を開催する。下地敏彦市長は「コンテストは車の安全運転やCO2の削減、人命の尊重という三つのメリットがある」と趣旨を強調。エコアイランド宮古島を内外に発信できる取り組みだと評価した。
「あいおい損保」は、安全運転の推進目的で、エコドライブを支援するシステムを持っており、コンテストではそのシステムを活用して、CO2排出対策を市民参加型で推進する。
コンテストは市民3~5人のチーム対抗戦。スマートフォンアプリと車載器を用いて、参加者の日ごろの走行データ(スピードやブレーキ、アクセルなど)を点数化して競う。
調停式に出席したあいおいニッセイ同和損保沖縄支店の佐藤満支店長は「多くの市民に参加できることを感謝する。これはスタート段階。エコドライブコンテスト以外にもエコ推進活動や地域創生の取り組みに協力していければ」と話した。
コンテストに参加できる団体は先着チームで、参加費は無料。15日まで募集する。
問い合わせは市エコアイランド推進課(電話73・0950)まで。