狩俣さん家族が50万人目/海中公園、達成セレモニー
平良狩俣にある宮古島海中公園(運営・宮古島海業管理センター)は10日、入園者50万人を達成した。同日、セレモニーを開催し50万人目の入園者となった狩俣秀樹さん(34)家族に記念品などを贈り共に祝った。宮古島観光協会の豊見山健児会長は、「今後とも市民や観光客に愛される施設にしていきたい」と喜んだ。
海中公園は、トンネル型の空間の窓から海の生物が観察できる観光施設として2011年に開園した。
50万人目となった狩俣さんは地元の狩俣出身で、この日は妻の綾香さん(29)、長男の冠成(かんな)君、長女の紅寧(あかね)さんと一緒に来園した。
ミス宮古島の吉田芹さんから50万人目を告げられた狩俣さんは、家族と一緒にくす玉を引き豊見山会長や下地敏彦市長らから拍手を受けた。
狩俣さんは「びっくりしました。息子が行きたいと言っていたので連れて来た。子供は海中公園が大好きで、目の前を泳ぐ魚を通して会話も弾みます」と笑顔だった。
狩俣さんには花束のほか、日本トランスオーシャン航空(JTA)から宮古-那覇の往復航空券、宮古島漁協から1㌔の活きクルマエビが贈られた。また、この日の入園者にはサタパンビンが配られた。
入園50万人は目標より早く達成。観光協会では本土直行便の増加や外国からのクルーズ船入港が要因としている。