60周年で気持ち新たに/宮P連
式典と芸能まつりで祝う
宮古地区PTA連合会(源河雅人会長)の創立60周年を記念した式典が10日、マティダ市民劇場で行われた。歴代会長の佐和田勝彦さんら5人の貢献をたたえ感謝状を授与。参加者らは60年の歴史を振り返り、さらなる発展を誓い合った。併せて第12回宮古地区PTA芸能まつりが開かれ、各単PTAが創作踊りなどを披露し大盛況を博した。
同連合会は1957(昭和32)年に創立された。
式典の冒頭あいさつした源河会長は「『教育の原点は家庭にある』を肝に銘じ、豊かでたくましく、生きる力を身に付けた子どもたちの育成を目指し、親が孤立することなく支え合っていける環境作りに努めていく」と決意を新たにした。
市教育委員会の宮國博教育長が祝辞を述べ、宮P連の役割と活動を高く評価し、さらなる発展に期待を寄せた。
引き続き源河会長は、歴代会長の貢献をたたえ奈良俊一郎さん、佐和田勝彦さん、狩俣勝紀さん、狩俣勝成さん、友利正治さんの5人に感謝状を贈った。
受賞者代表で狩俣勝成さんが「苦労した分、達成感があるのはPTA活動の醍醐味。いろんな経験やたくさんの人との出会いで、私の人生が一番成長した」とあいさつした。
今年度開かれた宮古地区童話お話意見発表大会で、中学生男子の部で最優秀賞を受賞した嘉手川将嗣君(久松中)、小学校の部で最優秀賞に輝いた野原苑佳さんがそれぞれ発表した。
2年に1度開催される芸能まつりでは、西城幼稚園・小・中学校PTAが「ミルクヌユヌ クイチャー」を紹介。力強く笑顔で演じ、会場から大きな拍手が送られた。
次いで北小学校PTAの「北小ラプソディー」など多彩な演目が続き、華やいだ雰囲気に包まれていた。