お年寄りと笑顔で交流/大相撲の力士たち
きょうから宮古島場所
大相撲宮古島場所冬巡業で宮古島を訪れている力士たちが12日、宮古島徳洲会病院を訪ね、通所リハビリテーションの利用者らと交流した。
交流会に参加したのは豊山関と豊ノ島さん(共に時津風部屋)、豊山関の付き人力斗さん。着物姿で登場した3人を手拍子で迎えたお年寄りたちは、握手や記念撮影をしてもらって大喜びだった。
「体重はどのくらい?」との質問に豊山関は「本当は175㌔だが、最近食べ過ぎて今は180㌔くらい」、好きな食べ物を聞かれた豊ノ島さんは「ソーキソバ」などと答えて会場の笑いを誘った。
力斗さんは、大相撲の巡業などで披露される七五調の囃子歌「相撲甚句」を披露。歌の途中に入る合いの手の「はぁーどすこい、どすこい」はみんなで歌って盛り上げた。
豊山関に花束を贈呈した利用者の嘉数孝雄さん(75)は「体の大きいお相撲さんを近くで見られて最高」と笑顔だった。
宮古島場所は13、14日のいずれも午後4時から同9時まで、JTAドーム宮古島で行われる。
横綱の白鵬や鶴竜ら、力士111人を含む総勢約180人が参加する。
料金は指定席が1万4000円から1万円。自由席一般は6000円。自由席中学生以下は2000円。