さらなる発展を祈念/宮総実が創立10周年記念式典
県立宮古総合実業高校(本村博之校長)の創立10周年記念式典・祝賀会が22日、同校の体育館で開催された。県教育員会、期成会、職員、全校生徒294人、PTA、各同窓会などの関係者らが参加し、10周年の節目を盛大に祝い、さらなる発展を祈念した。
同校は、県立翔南高校(前身、県立宮古水産高校)と県立宮古農林高校が再編統合し、2007年10月1日に開校。これまで翔南高校、宮古水産高校、宮古農林高校、宮古総合実業高校を合わせ1万7389人の優秀な人材を輩出した。県内外の各界各層で活躍している。
式典で、本村校長は「生徒の皆さんは、『自立・創造・躍進』の校訓のもと、自己実現を図り社会で活躍することが、先輩たちが築いてきた歴史と伝統を引き継ぐことになり、新たな伝統を築き上げていくことになる」と式辞。
その上で「この創立10周年という節目に宮古総合実業高校に在籍し、築き上げた絆を大切に頑張ってください」と激励した。
同校創立10周年記念事業期成会の池間俊郎会長は「今後は、生徒の皆さんが世界で活躍する人材となるよう期待する」と述べた。生徒会長の友利政希君は「宮古総合実業高校の歴史に新たな1ページを刻むことは誇り」と語った。
下地敏彦市長は「水産、農業、福祉、商業を融合した総合的・創造的な教育を実践する貴校の役割は、今後益々重要になってくる。生徒の皆さん、大きな気概を持って、勉学研究に励んでもらいたい」と期待を込めた。
歴代校長らに感謝状贈呈後、祝賀会が開かれた。