歳末商戦が本格化/各大型スーパー
お得感をアピール
正月を控え、市内の大型スーパーは年内では最も需要が伸びる歳末商戦で熱気が増してきている。28日以降から本格化しそうだ。買い物客らは25日は、クリスマスを満喫。一夜明けた26日の大型スーパーでは、お歳暮を買い求める客でにぎわった。各スーパーとも既にお歳暮商品の売り場を設け、各商品の「お得感」をアピールしている。
お歳暮定番の米、泡盛・ビール類、菓子類詰め合わせなどの売れ行きは好調。銘菓は1000円前後が飛ぶように売れている。女性の中には大型のショッピングカートでお米やビール類などを買い込む人もいた。
食材コーナーには宮古島産かまぼこ、県外産のカズノコやイクラなども普段より多く用意され、買い物客らは品定めしながら買い求めていた。
特設コーナーでは正月飾りで縁起の良い門松、玄関用のしめ縄がずらり。買い物客らは予算と照らし合わせて購入し、鏡餅を買っていた。
生鮮野菜コーナーでは、ホウレンソウやピーマン、ゴーヤー、レタスなどが豊富に並ぶ。安全・安心の地産地消の影響で、売れ行きが伸びるようだ。スーパーの店長は「昨年と比べて5%増の売れ行きを予想している」と期待を込めた。伊良部漁協の漢那一浩組合長は「新鮮なカツオやマグロ、シイラなとが本格的に売れるのは28日ごろから。今の時期の魚は脂が乗っているから美味しい」とアピールした。