TOTO陸上部が来島/宮古島合宿
「環境利用し距離踏む」
TOTO陸上競技部が27日午後、宮古島合宿のため来島した。主将の中原海鈴さんは「暖かい環境の中で伸び伸びとしっかり距離を踏みたい」と話した。
TOTO陸上競技部は先月26日のクイーンズ駅伝で18位。4区シュル・ブロさんは区間賞を獲得した。次戦は年明けの選抜女子駅伝北九州大会、2月の実業団ハーフマラソンにも照準を合わせて練習に励む。
選手、スタッフ合わせて計15人が来島した。来年1月7日まで滞在して徹底的に走り込む。市の陸上競技場ほか比較的交通量の少ない道路を利用する。
森政芳寿監督は「暖かい環境の中で体づくりをしっかりやる」と強調。主将の中原さんは「暖かいので距離を踏める。質の高い練習を行いたい」と話した。
空港で出迎えた市スポーツコンベンション推進協議会の平良勝之副会長は「地元として、やれることは対応していくので要望があれば言ってほしい。皆さんが効率的な練習ができるように後押ししていきたい」と歓迎を込めて話した。
宮古島合宿を行う実業団はここ数年右肩上がり。平良副会長は「推進協議会の組織をあげての活動と各競技団体の協力の成果。一層盛り上げていきたい」などと話し、誘致活動の充実に向けて意欲を示した。