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【特集】新年号
2018年1月1日(月)8:58

発展し続ける宮古島市

布干し堂から望む宮古島市平良地区

布干し堂から望む宮古島市平良地区

 下地島空港を活用したパイロット養成事業が、いよいよ4月からスタートする。下地島空港および周辺用地の利活用推進に向け、県とFSO(エフエスオー、北谷町)との間で基本合意が提携されたことを受け始動するもので、実機訓練などパイロット養成に向けた本格的な取り組みが展開される。

 現在、同空港では三菱地所が国際線などのターミナル施設の2019年3月開業に向けた整備が進められている。

 最大の懸案事項だった下地島空港利活用に向けての事業が動き出したことで、伊良部大橋を含めた観光振興に期待する声が上がっている。

 海に目を転じると、平良港が国際旅客船拠点形成港湾に指定され、14万㌧級のクルーズ船が接岸できる370㍍の岸壁整備が着工した。供用開始は2020年度を予定しており、こちらもクルーズ観光客の増加による経済効果で地域活性化が見込まれている。

 新年はさらに、子供医療費の窓口無料化や上野、下地地区に認定こども園の開設が計画されており、教育環境の一層の充実が図られる。

 一方で、陸上自衛隊配備計画や学校統廃合など、市民生活と直接関わるさまざまな課題も山積している。

 課題の解消へ向けた取り組みとして自分一人では何ができるのか、10人では、100人では…。

 自分が住む地域の状況に今一度目を向け関心を高めることも、暮らしを魅力的にする地域づくりにつながっていく。

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