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産業・経済
2018年1月5日(金)8:59

アカジン、3万円で落札/宮古島漁協

初競りに活気


新鮮な魚介類が上場され活気づいた初競り=4日午前7時すぎ、宮古島漁協競り市場

新鮮な魚介類が上場され活気づいた初競り=4日午前7時すぎ、宮古島漁協競り市場

 宮古島漁協(渡真利一夫組合長)の今年最初の取引となる初競りが4日にあり、重さ3㌔のアカジンミーバイ(和名スジアラ)がお祝儀相場が重なり3万円の最高値で競り落とされた。昨年の初競りより110㌔増の620㌔の魚介類が上場されて成立し、幸先の良いスタートを切った。

 この日の午前7時半から新年初競り式が行われた。

渡真利組合長は「旧年中も仲買人の協力で盛り上がった。今年も豊漁と安全航海で競り市場の活気を期待したい」と祝辞を述べ、乾杯の音頭をとった。

 競り市場には新鮮な魚介類がずらり。同漁協職員で競り人の掛け声に合わせ、仲買人らはお目当ての魚などを次々と競り落とした。

 1㌔当たりの最高落札価格はトップがアカジンミーバイの1万円で、2番目がティラジャー(和名マガキガイ)の6000円余だった。

 池間漁協所属の吉進丸(12㌧、伊良波満也船長ら乗組員3人)は高級魚のマーマチ(和名オオヒメ)など約200㌔を上場し、すべて落札された。

 漁師歴35年という伊良波さん(63)は「今年も航海安全で例年以上に豊漁の年にしたい」と意気込みを語った。


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