泥酔者通報が15%強/宮古島署管内110番
1月10日は「110番の日」。昨年1年間の宮古島署管内の110番通報件数(有効受理件数)は3836件。宮古島署の代表電話(72・0110)への直接通報件数3579件と合わせて、7475件だった(数値は全て暫定値)。宮古島署管内では前年の2017年からは151件減少した。県内全体の総受理件数は19万1339件(1日平均524・2件)だった。回線試験などを除く18万9240件のうち約12・9%に当たる2万4445件が誤報などが占めており、宮古島署は「110番は生命・財産を守る大切な緊急通報用電話。いたずら電話などはしないように」と適切な通報を呼び掛けている。
県内の110番は、全て県警本部通信司令課の通信司令室で受理されている。
宮古島署管内の110番通報の有効受理件数の内訳をみると、最も多いのが交通事故で、「あて逃げ、ひき逃げ等」が73件、その他が857件の合わせて930件。宮古島署に直接通報があった679件の交通事故関係を加えると1609件だった。
次いで多いのが、路上寝などを含む「泥酔者」に関する110番通報で455件。宮古島署に直接通報された679件を合わせると1134件になり、全体の15%強を占めた。
一方、刑法犯は110番が174件、同署への直接通報が234件で合わせて408件だった。このうち窃盗犯が221件と刑法犯全体の約54・3%を占めている。
また、相談などでの110番利用もあり、宮古島署は「緊急性のない相談などは#9110または098・863・9110の警察安全相談(広報相談課)を利用してほしい」と呼び掛けている。