市内各所で生演奏/琉球交響楽団がコンサート
琉球交響楽団が街中で演奏するイベント「まちなかコンサート」が12日、市公設市場で開かれた。金管五重奏による生演奏を披露。訪れた市民や観光客らは生演奏の音色に魅了された。14日はマティダ市民劇場でふれあいコンサートin宮古島が開かれる。
支援は県、県文化振興会。2017年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業の一環で実施された。琉球交響楽団の団員40人のうち、23人が来島している。
この日は各グループに分かれ、沖縄銀行、海邦銀行、琉球銀行、市役所、市公設市場など十数カ所の特設会場で「まちなかコンサート」を開催した。
このうち市公設市場では、トランペットやホルン、トロンボーン、チューバの金管楽器の奏者5人がBEGINの曲「三線の花」、懐かしい曲「ひょっこりひょうたん島」などを演奏。観客らは感動した様子で大きな拍手を送っていた。
演奏を堪能した佐藤樹里さん(34)は「かつて吹奏楽部で活動したことがある。宮古島では生演奏を聴く機会が少ないので、まちなかコンサートはとても助かる。14日は家族と一緒にふれあいコンサーを観賞する」と笑顔で語った。