11/25
2024
Mon
旧暦:10月24日 先負 壬 
産業・経済
2018年1月19日(金)8:56

温度管理の徹底を/市マンゴー産地協

生産者が留意点を確認


マンゴーの管理作業を確認する生産者の皆さん=18日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

マンゴーの管理作業を確認する生産者の皆さん=18日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

 宮古地区マンゴー栽培講習会が18日、JAおきなわ宮古地区本部であり、生産者が花芽分化や病害虫防除の留意点を確認した。講師を務めたJA宮古地区営農振興センターの寄川真さんは「ビニール被覆後は(ハウス内の)温度や湿度管理の徹底を」と呼び掛けた。

 講習会は、市マンゴー産地協議会とJA地区営農振興センターが主催。多くの生産者が参加して栽培管理方法の共有に努めた。

 寄川さんは配布した管理作業用資料に沿って講話した。花芽分化期の管理とビニール被覆については「出蕾までは冬場の寒さと乾燥が必要」とした上で、「花芽を伸長させるにはビニールを被覆し、気温を上げるように」と助言した。

 被覆時期は「花芽出蕾が8割見られてから」などと推奨した。被覆後はハウス内が高温多湿になりやすいとし、「ハウスの開け閉め等による換気の実施が必要になる。常に気を配って良い花芽をつけよう」と栽培管理の徹底を求めた。

 出蕾後の管理は病害虫対策に細心の注意を払うよう促した。アザミウマ類やダニ類、軸腐れ病などを紹介し、「ビニールの被覆で温湿度が変わり、病害虫が住みやすい環境をつくることにもなる。予防、殺菌、殺虫作業を怠らないようにしてほしい」とした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!