地域学習の成果披露/伊良部地区
中高一貫三校合同発表会
「一致団結 三つの力を 島の未来のために」をテーマにした中高一貫三校合同学習発表会(主催・伊良部高校、伊良部中学校、佐良浜中学校)が24日、市伊良部公民館で開かれ、3校の生徒たちが日ごろの学習の成果を発表した。
主催者あいさつで、伊良部高校の奥間正英校長は「各学校の学習の成果を見て、互いに学び合い、刺激し合ってみんなで前進してほしい」と述べた。
また、伊良部中学校の伊志嶺吉作校長は「皆さんがいろいろな面で頑張って魅力ある学校づくりにするためにきょうはしっかりとこれまでの成果を発表してほしい」と激励した。
そのほか、生徒を代表して同中学校の長濱一希生徒会長が「島の未来のために自分たちにできることを見つけ、実りある時間にしたい」とあいさつした。
発表では、伊良部高校の1年生で構成する井戸探索隊が「伊良部島の井戸について」のテーマで地域学習の成果を披露。島の各地に点在する井戸が島民の生活に重要な役割を果たしてきた歴史などを紹介した。
佐良浜中3年の新里千佳さんは日舞「近江のお兼」を優雅に舞い、会場から大きな拍手を受けた。
また、伊良部中1、2年生は合唱を行い、美しいハーモニーでこれまでの練習の成果を披露した。
会場には、保護者や地域住民が詰め掛け、生徒たちの発表内容に見入っていた。