計画の見直し実施へ/災害時要援護者避難支援
事務局が推進協に説明
2017年度第1回市災害時避難行動要支援者避難支援推進協議会が5日、市役所平良庁舎で開かれた。委員らは事務局から10年4月から運用している第1次市災害時要援護者避難支援計画の見直しを行うことと、その背景や計画策定後に実施する具体的な作業などについて説明を聞いた。
計画の見直しは第1次計画策定後、東日本大震災が11年に発生したことを受け、内閣府が13年から災害対策基本法の改正、運用が行われたことから実施される。
同計画は、災害時の避難に支援が必要な避難行動要支援者を自治体が把握し、災害時には指定された福祉避難所へ支援者が避難させるシステムを構築させるためのもの。計画策定後には、配慮が必要となる人の把握、避難行動要支援者名簿の作成、避難支援関係者への名簿情報の提供、避難行動要支援者一人一人の個別計画の策定などが行われる。
第1回協議会では事務局が計画見直しが必要となる背景や関係法令などを説明した。
計画見直しは年度内に実施する予定で、次回、協議会では計画改正案の審議が行われる。
協議会の冒頭では長濱政治副市長による委嘱状、辞令の交付が行われ、宮古福祉事務所の野原勝所長を会長に、宮古島市民生委員児童委員協議会の比嘉臣雄会長を副会長に選出した。
委員は次の通り。
【会長】野原勝宮古福祉事務所長【副会長】比嘉臣雄宮古島市民生委員児童委員協議会長【委員】大城博紀宮古島市社会福祉協議会事務局長▽友利盛三郎西中自治会自主防災組織代表▽喜屋武盛吉宮古島市老人クラブ連合会長▽島尻清子宮古島市婦人連合会長▽松川英文宮古島市障がい者自立支援協議会長▽宮城武宮古島警察署警備課長▽来間克消防長▽仲宗根均教育部長▽宮国高宣総務部長▽下地信男生活環境部長▽下地律子福祉部長