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行雲流水
2018年2月6日(火)8:54

【行雲流水】(人権の花)

 城辺小学校で「人権の花」運動が行われ、その模様が市役所ロビーで、写真と生徒たちの意見や感想文で紹介されている。生徒たちは、プランターに花の苗を植え、丁寧に育て、花を咲かせている。花を育てることと結び付けて、意識的に心の中に「人権の花」を咲かせようということである

▼具体的には「感謝する心」、「命を大切にする心」、「思いやりの心」、「感動する心」、「助け合う心」を育てることを目指している

▼生徒たちは書いている。「私は命を大切に、花に水をかけます」(1年生)。「感動のため、ものごとに一生懸命になります」(2年生)。「優しい心いっぱいの学校になりますようにベゴニアを植えました」(3年生)。「花への水やりは大変だが、友だちと一緒にすると楽しいです」(4年生)。「人権とは、人が生まれながら持っている、人間らしく生きる権利だということが分かりました」(5年生)

▼人にはいろいろな個性があるが、それを認め合うことの大切さを、6年のクラスでは詩に書いている

▼人には感情があるし、ものの見方や感じ方も異なる。人間関係の中には葛藤も生ずる。そうしたなかで、日々の行動で、よりよい選択を重ねることで、生徒たちの人権意識は確かなものになっていくのだろう

▼開花式には、テーマソングである杉本竜一の『ビリーブ』が歌われた。「たとえば君が傷ついて/くじけそうになった時は/必ず僕がそばにいて/ささえてあげるよその肩を/世界中の希望のせて/この地球はまわってる/いま未来の扉を開けるとき-」。

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