宮古地区 最高は宮高理数科1.24倍/県立高校一般入試初回志願状況
2校3学科で定員数上回る
【那覇支社】県教育庁は7日、2018年度県立高校一般入試の初回志願状況を発表した。宮古地区4高校のうち、2高校3学科で定員数を上回る入学志願があった。志願倍率が最も高かったのは宮古高校理数科の1・24倍で、推薦入学内定者人を除いた一般入学定員55人に対し、68人が志願した。
次いで宮古総合実業高校生物生産科と生活福祉科が1・15倍で、ともに推薦入学内定者6人を除いた一般入試の定員34人に対し、39人が志願した。一般入試の学力試験は来月6、7の両日に実施される。
県立高校全体の志願倍率は全日制が0・96倍(前年度比0・03ポイント減)、定時制が0・36倍(同0・06ポイント減)で、全日、定時を合わせた全体の倍率は0・93倍(同0・04ポイント減)となった。
志願倍率が最も高かったのは、中部農林高校造園科の1・97倍、次いで沖縄工業高校建築科の1・85倍、那覇西高校体育科の1・81倍、美来工科高校ITシステム科の1・75倍、沖縄水産高校海洋技術科の1・69倍だった。
志願変更の申し出期間は13、14の両日。また、願書取り下げと再出願期間は20、21の両日に行われる。いずれも入学志願締め切りの結果、志願者が定員を超えた学科(倍率が1・00倍以上)に出願した者のうち、出身中学校と志願先高校の校長が適当と認めた者は、初回出願先の高校や学科、コースを変更することができる。