佐渡山彩奈さん(重量挙げ)に特別賞/宮古スポーツ振興表彰式
52個人・団体の活躍たたえる
2018年宮古スポーツ振興表彰式(主催・宮古島市体育協会)が9日、北小学校体育館で行われた。今回はウエイトリフティングの佐渡山彩奈さん(いちご所属)に優秀競技者特別賞が贈られたほか、優秀競技者賞に17人、優秀チーム賞に20団体、優秀指導者賞に14人が選ばれ表彰を受けた。
前年の1年間で活躍した選手、チーム、指導者をたたえる宮古スポーツ振興表彰式。今回は佐渡山さんのほか、ゴルフの多良間伸平君(宮総実高)、佐良浜中学校男子バレーボール部、平良中学校男子卓球部など合計で52の個人、団体が表彰を受けた。
表彰式では市体育協会の長浜博文会長が受賞者に賞状を手渡した。長浜会長は「ここにいる若いアスリートの皆さんは、ちょうどオリンピック東京大会の選手として適齢期に入る。夢と希望を持ち、オリンピックに出場するのだという強い意気込みを持ち、トレーニングに励んでほしい」と受賞者を激励した。
受賞者を代表して、県高校新人卓球選手権大会の男子シングルスとダブルスで優勝した兼島竜平君(宮高)が「自分たちが県大会を勝ち抜き、九州大会、全国大会で大好きなスポーツを思う存分プレーできるのも自分自身の努力も踏まえ、いつも支えてもらっている保護者をはじめ指導してもらっている先生、各協会からのたくさんの支援のおかげ」と日ごろの支援に謝意を表明。その上で「常に感謝の気持ちを第一に持ち、日々精進し、『きのうよりきょう、きょうよりあす』をモットーにさらなる高見を目指して頑張っていこう」と受賞者に呼び掛けた。
来賓として参加した市教育委員会の宮國博教育長が表彰式に参加できなかった下地敏彦市長の祝辞を代読したほか、市議会の上地廣敏副議長も祝辞を述べた。