社会・全般
2018年2月14日(水)8:57
カツオ求めにぎわう/佐良浜漁港
16日の旧正月控え
旧暦1月1日の「旧正月」に当たる16日を控え、伊良部の佐良浜漁港では13日、新鮮なカツオやマグロなどが大量に水揚げされ、正月用の魚を買い求める買い物客らでにぎわった。
旧暦を重んじる佐良浜や池間島などでは、旧正月には先祖に海の幸などを供えるのが習わし。
宮古はここ数日、海上がしけていたため、家庭によっては鮮魚の確保を心配していた。13日は2日ぶりの操業で、買い物客らはホッとした表情を見せていた。
この日の佐良浜漁港での総水揚げ量は500㌔以上あった。買い物客らカツオ、マグロ、シイラ、ツムブリ(方言名ヤマトゥナガユ)を買っていた。
カツオ、マグロのキロ当たりの価格は400~500円。シイラ、ツムブリはその価格より安い。
伊良部漁協の漢那一浩組合長は「旧正月前は漁師たちの稼ぎ時。航海安全で大漁し、旧正月を盛り上げてほしい」と期待を込めた。