九州ベストナインに選出/沖電の宮國選手(久松出身)
宮古出身はチーム2人目
【那覇支社】日本野球連盟九州地区連盟は、2017年度ベストナインに県内から宮國汰都外野手(23、平良久松出身)ら沖縄電力硬式野球部の3選手を選出した。12日に福岡県で開催された地区連盟総会で表彰した。沖電チームからは過去に8選手が受賞しており、宮古出身者では08年度の野原剛内野手(37・平良西辺出身、現コーチ)に続いて2人目となる。
宮國選手は、宮古高校卒業後、14年4月に沖電入社。中堅手の右投げ左打ちで、17年度は九州地区の全11試合で45打数18安打2打点(打率4割0分0厘)をマークした。社会人野球日本選手権大会(京セラドーム)への7年ぶり4回目出場の原動力となった。
受賞について宮國選手は、「初のベストナインを受賞することができ、とてもうれしい。昨シーズンは周りの方々に支えてもらい、充実した1年になった。今シーズンは2大ドーム(都市対抗野球大会=東京ドーム、日本選手権大会)への出場が目標。日頃から練習に励み、皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに取り組みたい」とコメントした。
沖電硬式野球部は17年度九州地区連盟で年間成績1位となり、九州地区チームのうち都市対抗野球大会や日本選手権大会などで最も活躍したチームに与えられる「連盟優秀チーム」にも初めて選ばれている。