19、20日臨時会開催で審議
学校統廃合住民投票条例制定
市議会の議会運営委員会(佐久本洋介委員長)は15日の委員会で19、20日に臨時会を開催することを決定した。議案は「宮古島市幼稚園、小学校及び中学校統合または廃止計画に関する住民投票条例の制定について」。本会議では下地敏彦市長の提案理由についての質疑は行われるが、条例制定を目指す請求者の意見陳述に対しての質疑は、他の議会の事例などを参考に行なわないことを決めた。採決は20日で、出席議員の過半数の賛成がなければ制定されない。
臨時会初日の本会議では、提案者の下地市長が提案理由を述べた後、質疑が行われる。
同日午後からは、住民投票条例制定を目指す請求者代表の意見陳述が本会議で行われた後、総務財政委員会(山里雅彦委員長)に付託され集中審査に入る。
2日目は総務財政委員会で審査された内容を山里委員長が報告。質疑、討論の後、採決が行われる。
議運ではまた、初日に意見陳述を述べるのは3人以内で、時間は全体で30分以内とすることも決めた。
そのほか、新議長の選挙については、19日にこれまで通り選挙で決める。住民投票条例の制定についての本会議での議案審議は、新議長のもとで行われる。