「社員一丸、気持ち新たに」/大米建設宮古本店落成式
大米建設宮古本店新社屋および生コンプラント落成式が20日、平良字荷川取の同社新社屋で行われた。式には下地敏彦市長や国場組の国場幸一会長、琉球銀行の大城勇夫相談役のほか、地元建設業界の代表らが詰め掛け、新社屋と同プラントのしゅん工を祝うとともに、同社のさらなる発展に期待を寄せた。
大米建設の仲本靖彦社長が開会のあいさつを行い、主催者あいさつでは下地米蔵会長が、父・米一氏が同社を創業し、これまで発展してきた歴史を振り返った。
下地会長は「多くの支えのおかげでこの日を迎えられた。本日を一つの節目として気持ちを新たに社員一丸となってより一層努力を重ね社業に励みたい」と決意を示した。
来賓祝辞で大城相談役は、同社が厳しい時代を一緒に乗り越えてきた歴史を振り返りながら「琉球銀行としても個人としてもこの日を迎えたことをうれしく思う。これからも同社がさらに発展することを願っている」とあいさつした。
そのほか、国場会長も宮古島の振興発展のために同社のさらなる飛躍を呼び掛けた。
乾杯のあいさつでは下地市長が「大米は沖縄で一流企業となり、沖縄の建設業界を束ねる大きな会社になった。宮古圏域にとっても大きな誇り。さらなる発展を願っている」と述べた。
式では、荷川取自治会による荷川取のクイチャーなども披露され、新社屋の落成を盛大に祝った。
新本店事務所棟が2階建てで延べ面積が1289・70平方㍍で建築面積は988・0平方㍍。
生コン事務所棟は、延べ面積253・56平方㍍で建築面積は269・04平方㍍。そのほか、車輌整備棟、電気機械棟、集積場を含めた全体の延べ面積は2103・23平方㍍で、建築面積は1845・94平方㍍となっている。