教育・文化
2018年2月21日(水)8:55
アーサは海の恵み
収穫学習で実感/宮総実海洋科学科
宮古総合実業高校(本村博之校長)の2017年度アーサ養殖学習における「収穫実習」が19日、狩俣地区海岸の養殖学習水域で行われた。
実習には、海洋科学科の2年生22人が参加し、太陽の光を浴びて緑鮮やかな島の恵みを収穫した。
今年のアーサは豊作で、昨年9月ごろに設置した網についた大量のアーサを生徒たちがはさみで丁寧に切り取ってかごに入れた。
長濱瑠海君は「はさみを使ってのアーサの収穫はとても楽しい。アーサは大好きな天ぷらにして食べたい」と笑顔で話した。
この取り組みは、島内のヒトエグサ(アーサ)生産者と協力し、養殖における全行程を学び、就業体験的学習を通して、職業観、勤労観を育成するほか、地元漁業に関する知識と技術を習得することなどを目的に実施している。