「誰でも簡単操作」/下地市長がe-Tax申告
下地敏彦市長が21日、国税電子申告・納税システムの「e-Tax」を利用して申告を済ませた。パソコンを操作して申告した下地市長は「誰でも簡単に操作できる。ぜひ多くの市民に利用していただきたい」と積極活用を呼び掛けた。
e-Taxは、自宅や職場で申告書等を作成し、そのまま提出(送信)できるのがメリット。添付書類の提出省略やスピーディーな還付、24時間いつでも利用できる利点もある。
納税者だけでなく、税務当局にとっても事務の簡素化と効率化を図れる。
下地市長による申告セレモニーは、e-Taxの普及・拡大が狙い。下地市長自身がパソコンを操作して申告書を送信、スムーズな手続きをアピールした。
申告を終えて、下地市長は「操作は簡単で誰にでもできる。自宅でも、職場でも24時間できるというのが大きい。市民の皆さんも大いに活用してほしい」などと話し、スムーズな税務行政に理解と協力を求めた。
e-Taxを利用できる申告手続きは▽所得税、法人税、消費税、贈与税などの申告▽納税証明書の交付申請等の各種申請、届け出や法定調書、所得税徴収高計算書の提出▽ダイレクト納付やインターネットバンキングによる納付-など。
税務署によると、宮古島管内の2016年分のICT(情報通信技術)の利用率は85・2%(所得税・復興特別所得税)と高い。