スクールバス2台購入へ/結の橋学園
18年度予算に1780万円計上
伊良部地区の小中学校を統合して新たに小中一貫校として設置する伊良部小中学校(愛称・結の橋学園)の生徒送迎に活用する中型バスの購入に向け、市は2018年度当初予算で1782万円を計上した。購入を予定しているのは45人乗りの中古で、1台当たり891万円のバスを2台購入するとしている。
市教育委員会の学校規模適正化対策班によると、購入にあたっては国庫補助(高度へき地児童生徒援助費補助金)が活用でき、1台当たりで補助額は377万円を予定している。
今後は、5月に事業計画の提出、6月に内定通知、7月に交付申請となり8月に交付決定を見込んでいる。
結の橋学園の生徒送迎については、スクールバス導入計画策定委員会で市がスクールバスを2台購入し、ピストン運行で児童生徒を送迎することとなった。
スクールバス利用対象者は、南区(伊良部小中学校区)の児童生徒で、無料で送迎する。開校時の対象人数は154人と予測されている。
同計画案では、登校時の学校到着時刻を午前8時ごろに設定。下校については各学年の下校・部活動の終了に合わせた出発時刻を設定している。
登校時の乗車場所は、児童の徒歩500㍍圏内に設けるほか、乗降場所には雨よけや日よけのための上屋を設置する。
そのほか、運転手の雇用関係手続きについては、5月に要綱を決定し、運転手の募集は5月から来年1月を予定している。